プログラミングスキルへの要求のギャップ

プログラミングを職能とするプログラマーは職種によって要求されるプログラミングスキルの性質に違いがあります。Web系プログラマーの場合には基本的には既存のプログラムをWebに組み込むだけで仕事が終了しやすく、デザインに合わせてレイアウトを変更するだけで済むのが一般的です。やや高度なものを求められるときでもやはり既存のプログラムを改変して最適化するだけで通常は問題ありません。
むしろ重要となるのが迅速な最適化を行うことであり、開発のボトルネックにならないように努力することが必要です。使用する言語もPHPやJavaなどに限られているので慣れてしまうとルーチンで仕事ができるようになることもあります。
これに対して業務系プログラマーの場合にも基本的には勤め先の企業で開発されたシステムをカスタマイズしてクライアントに合わせた上で納品するのが基本です。プログラミングスキルでの大きな違いになるのが必要な言語の種類が複数になる場合がしばしばあることと、スキル面での高度さが必要になることでしょう。それに加えてカスタマイズしなければならない部分が多くて実質的には新規開発に近いこともあります。
また、業務系プログラマーはしばしば新規システムの開発を求められることもあるため、プログラミングスキルについての要求が高いのが一般的です。このような性質の違いがあることから自分にとって適した職種を選ぶことが重要になっています。
※今回参照したサイト☆☆☆プログラマーになるなら業務系?Web系?☆☆☆